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あすか六字堂について

「ほんまもん」の京念珠(きょうねんじゅ)・数珠(じゅず)を最高技術をもった経験豊富な職人の技によって製造・販売致しております。商品の素材・お仕立てには絶対の自信をもっております。
是非一度、ご自身の目で確かめてください。各宗派の本式や略式は勿論、こだわりをお持ちのお客様のためにお好みに合わせたオーダーメイドシステムも採り入れております。
お探しの材質や色目、ご予算などお気軽にお問い合わせください。

店舗のご案内

店舗名 あすか六字堂(あすかろくじどう)
住所 〒600-8349 京都市下京区堀川通西本願寺正門前
連絡先 TEL:075-343-0338 / FAX:075-343-3013
休業日 不定休にて営業
営業時間 10:00~17:30 季節により変更あり、新着情報をご参照ください
アクセス 京都駅よりお越しの方は… ・市バス 9系統・28系統・75系統
「西本願寺前」バス亭下車徒歩3分
東山方面・河原町方面よりお越しの方は…   ・市バス 各系統「堀川七条」バス亭下車徒歩5分
タクシーご利用の方は… ・「西本願寺正門前」とお申し付けください

念珠について

一般的には「数珠(じゅず)」と呼ばれることが多いかもしれません。
わたくしどもあすか六字堂では、より宗教的な意味合いを込めて「念珠(ねんじゅ)」と呼んでいます。

念珠の起源

昔、お釈迦様が、国中に疫病が流行って困っている波流離(はるり)国の王に「百八の木ケン子(もくけんし)の実をつないで、いつも手にして心から三宝(仏・法・僧)を唱えなさい。そうすれば煩悩が消え、災いもなくなります。心身も楽になるでしょう。」と語ったことが、『仏説木ケン子経』に説かれています。三宝は「南無帰依仏、南無帰依法、南無帰依僧」と称えることです。木ケン子(もくけんし)とは羽子板の羽根の重しになっている木の実のことです。
お釈迦様の教えが経典となって広く世間に流布するのは、お釈迦様が涅槃に入られてから五百年ほど経ってからですが、その間に念珠も数の概念や、ひとつひとつの玉に意味づけがされ、経典にも説かれて、仏教の法具として欠くべからざるものになっていきました。
仏教が中国より伝来した時に、念珠も一緒に入ってきました。正倉院には、聖徳太子さまが愛用された蜻蛉目(とんぼめ)金剛子の念珠や、聖武天皇の遺品である水晶と琥珀の念珠二連が現存しております。すなわち天平年間にはすでに念珠が伝わっていたことになります。それが仏具として一般の人々にも親しまれるようになったのは、鎌倉時代以降のことです。

念珠のかたち

念珠の種類
念珠には、宗派別の「本式念珠」と宗派を問わずお使いいただける「略式念珠」があります。「本式念珠」は宗派によって形が異なり、持ち方の作法もそれぞれです。
→本式念珠はこちらへ 浄土真宗浄土宗
一般には「略式念珠」が使われることがほとんどで、あすか六字堂でも「略式念珠」を中心にご紹介しております。
主玉について
念珠のメインとなる部分です。素材は天然石、天然木、天然種子、プラスティック、ガラスなどさまざま。形は丸玉、切子、さざれ、みかん玉、平玉、みかん玉切子、彫りなどがあります。女性用には8~10ミリ程度の小さな玉、男性用にはより大きな玉を使っています。色や形によっての使い分けや年代の区別は特にありません。お好きな色・形のものをお選びください。
道具について
親玉・二天玉・ボサの部分を「道具」と総称します。親玉は念珠の要となる部分、ボサは房(または紐)とのつなぎ目部分、二天は主玉よりひとまわり小さな玉です。主玉と同じ素材を使う場合も、違う素材・色を使う場合もあります。また、二天玉の素材・色だけを変えることもあります。あすか六字堂では『翡翠仕立て』は道具全てに翡翠を使ったもの、『二天翡翠』は二天玉だけに翡翠を使ったものを指しています。
房・紐について
女性用は房、男性用では房または紐でお作りしています。房も紐も数十種類のカラーバリエーションと形がありますが、あすか六字堂では、主玉や道具の素材・色に合わせて厳選した組み合わせをご提案しています。房や紐は念珠の最も繊細な部分です。お使いいただくうちに痛みがでて参ります。また、長くお使いいただくうちに、主玉を連ねる中糸がスリ切れることもあります。数年毎の取り換え修理をお勧め致します。
サイズについて
男性用女性用ともに、大人の両手のひらがすっぽりと輪の中に収まる一般的なサイズでお作りしています。玉の数や大きさを調整して輪の大きさを変えることもできますので、ご自分の手にぴったりのサイズをお探しの場合はご相談ください。小さなお子様のための子供念珠もご用意しております。